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連載の再開に向けて
「恒沙の血誓」を始めから読み返しています。
リアル仕事の合間と、煩雑な脳内遊園地のネタやキャラの暴走をやりすごしながらで、まとめて読む時間がとれませんけども。
その割りにあちこちのサイトはちょくちょく覗いている(汗)

読み返していると書き直したくなります。
誤字脱字の訂正だけでなく、推敲までやりそうです。
推敲は今の時点ではしないように我慢しています。

もちろん、書いて、アップした当時でも推敲はしていましたが、公募作品を仕上げて痛感しました。
今までの推敲は推敲じゃない。

とりあえず連載を終わらせるために、物語世界に戻るために、読み返しているわけなので。

間で現代物を書いたために、文体が変わってしまいました。
「恒沙」の語り口に戻れるのか、不安ではあります。

主人公視点の三人称が90%を占めた公募作と違って「恒沙」は場面の主軸の間で視点が入れ替わる三人称、主人公のいないところでも話は展開しています。
主人公の背後霊視点とでも申しましょうか。

あと、連載が始まった時は当たり前にカタカナ和製語を使っていたんだとびっくりしています。
話が進むにつれて、日本語表現、漢字表現にこだわっていたので、いっぱいカタカナがあることに驚いています。
和製外来語を使うと、世界観が崩れそうな気がしていましたが、こうしてみるとさほど気にはなりません。
読みやすいほうがいいですよね。グラスとか、カップ、ガウンなどは使っちゃっていいのでしょうか。

作品によって語り口が違うというのは書く方にはかなり難しいものがありますね。
いくつも連載を抱えている作家、同時にいくつかの公募に出す作品を何本も同じ期間に書き上げるアマチュア、何本も同時連載をしているオンライン作家の脳内というのは、いったいどうなっているのでしょう。

本のほうで資料をひとつ読み終わりました。
「ファラオの生と死・少年王ツタンカーメン、王墓の発掘」DK出版
子供向けのドキュメント写真集のようなものです。

歴史や科学の資料はたいてい児童用に編集された本から入ります。
本は薄く、写真やイラストが多いし、説明は簡潔で、どこから読んでもわかる上に、飽きない工夫がされているので最後まで読める。
特にDK出版のEyewittnessガイドシリーズは秀逸。

次に読むのは同じくDK出版のEyewittness ガイドシリーズ「古代イラク」こちらの紹介ページは本の中身も見れます。

こういうのでイメージを膨らませたり、語彙を仕入れてからじゃないと、一般の歴史資料はとてもじゃないと読む元気はないです。

清閑国というのは、ヒッタイトとか、アッシリアのイメージなんですよね。
始めはインドっぽかった上に、技術的には紙も火薬もとっくに発明していた中国とごちゃまぜですが。
透夏国はその北のアルメニア、ユルオンの草原の民は匈奴そのまんまのイメージで。

指輪物語みたいに、地図も描いてみたりしてます。
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歴史ネタを拾ってくるなら
Horrible Histories
一口に言って「学校で教えない歴史」
高学年児童を対象に書かれているので、平易な英文と、下らないギャグの連発で一気に読める。

色んな意味で救いのない人類の歴史を、記録された事実(?←記録したほうに都合のいい、ということを明確にしている)に添って、子供に読ませていいのか、という説明と解釈を綴っていく。

権力と富と宗教がどれだけ人間を狂わせるか。
迷信と思い込みがどれだけ馬鹿馬鹿しく歴史と政治を支配してきたか。
人の欲と無知がどれだけ不幸と闇を撒き散らしてきたか。

この作者にかかったら、エリザベス一世も虫歯で歯を全部なくした前髪のハゲたおばさんで。
フランスの太陽王ルイ14世は風呂に入らず不衛生のあまり足の指が腐って落ちたの。
ヴィクトリア女王は夫に夢中で、政治家としてはほんとに何もしなかった、運動不足のおばさんだった。

現在出ているメインのシリーズは以下
(ENウィキより引用)

The Angry Aztecs 怒りのアズテック- (Aztecs)中央アメリカ、アズテックの古代文明
The Awesome Egyptians 素晴らしきエジプト(1993) - (Ancient Egypt)
The Awful Egyptians - とんでもない古代エジプト(Ancient Egypt)
The Barmy British Empire (頭の)イカレタ大英帝国- (British Empire)
The Blitzed Brits 電撃イギリス人- (The Blitz)
The Cut Throat Celts 咽喉切りケルト人- (Celts)
The Frightful First World War 醜悪なる第一次世界大戦- (World War I)
The Gorgeous Georgians 華麗なるジョージ王たちの時代(ハノーヴァー朝)- (Georgian era)
The Groovy Greeks イケてるギリシア人- (Ancient Greece)
The Incredible Incas 途方もないインカ人- (2000) (Tahuantinsuyu - The Inca Empire)
The Measly Middle Ages 悲惨な中世- (Middle Ages)
The Rotten Romans 腐ったローマ人- (Ancient Rome)
The Ruthless Romans 残酷なローマ人- (Ancient Rome)
The Savage Stone Age 野蛮な石器時代- (Stone age)
The Slimy Stuarts ねばつくスチュアート朝- (House of Stuart)
The Smashing Saxons 猛烈苛酷なサクソン人(2000) - (Saxons)
The Stormin' Normans 急襲ノルマン人- (Normans)
The Terrible Tudors 耐え難いチューダー朝(1993) - (Tudor dynasty)
Terrifying Tudors (formerly Even More Terrible Tudors)もっと耐え難いチューダー朝 - (Tudor dynasty)
The Vicious Vikings 邪悪なるヴァイキング- (Vikings)
The Vile Victorians 悪徳ヴィクトリア朝の人々- (Victorian era)
The Villainous Victorians ヴィクトリア朝の悪者達- (Victorian era)
The Woeful Second World War 悲惨なる第二次世界大戦- (World War II)

この、英語タイトルのつけ方が、毎回楽しみです。
できれば、韻を踏んだタイトルをつけたい、という気持ちが英語らしく、それができないなら形容詞の頭文字だけでも国や民族の頭文字と合わせようと涙ぐましい努力を見て取れます。
無理やりなのもありますが。
隔週で購読できるイラスト中心雑誌ヴァージョンには日本のサムライ文化も取り扱っていて、タイトルは「Slicing Samurarai=薄切りサムライ」???
その武士道に関する解釈はどうよ、とか、日本武尊も扱っていて、いや、彼はサムライじゃなくて、王子様ですねん、っていろいろ突っ込みたかった。
無理があるよ。

一冊が薄く、一章も短く、十歳くらいの子供達にわかるように書かれているので、高校英語さえマスターしていれば読める内容です。
ただ、日本人にはわからないジョーク(韻を踏んでいたり、辞書には載ってないような暗喩を含む)や笑えない狩猟民族系のブラックジョークも満載。
クライマックスは……
体調、無茶苦茶悪いです。
とりあえず、偏頭痛は去りました。

まだ頭重い。
春だから。

花粉症対策には水泳とマウンテンバイクです。
だけど、風邪が抜けないといけません。
仕方ないので、抗ヒスタミン剤が頼り。

クライマックスは。
先に延ばすか。

もしかして瑠璃珀は、兄との陰険漫才を楽しんでいるような気がするほど、どうでもいいエピソードがだらだらと書けちゃうんですけど。
体調がすぐれないと馬鹿なことばかり妄想する。
これって、物語の緊張を壊すだろうか。

PDFにする時は削除すればいいことだし。
UPしちゃう?

……日本から小包が来ました。R18文学賞の資料が数冊。
資料だからね。「金瓶梅」も、資料なの。
ぱらぱら開くと。おおっ、18禁。数ページおきに? 中国偉大なり。


攻城場面クライマックスが楽しく書けそうな資料も入手しました。
古本でしか買えないという「グラフィック戦史シリーズ・戦略・戦術・兵器事典・中国古代編」
クロスボウの仕組みや進化が詳しく図解で説明。
これシリーズで揃えたいです。日本戦国編とか、ヨーロッパ近代編とか。

military
連射式クロスボウは、ほとんどマシンガンの形をしているのがすごい。
2000年前ですよ。三国誌の時代。
矢がマガジン収納になっていて、18本の矢を装填し、2本一度に発射する。
30本連射できるタイプもあったらしい。
琥耀に使わせてみたい。

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ホリデー読書計画 男心の研究
Merry Christmas

結婚してから一番貧乏なクリスマスだなぁ。子供達のプレゼント、しょぼいよ。
12歳の長女、まだサンタ信じているんだろうか。
クリスマス前はお手伝いとかがんばったり、癇癪を我慢したりしました。
単に暗に親と駆け引きしてるだけかもしれません。

夫からは、ピーナッツ入りの板チョコもらって凹んでしまいましたが、朝一で最近日参している某しんちょうしゃのホムペ!
やたっ! 一次通過~~~~~。
私も、サンタさんにプレズィもらった気分です~~~~~。
一体何作品が投稿されたのか明記してないんですけどね。
一次通過が57か58本ってことは、単純に考えてもその十倍ってことでしょうか。
短編だし。官能ですし。多いのかなぁ。
うれしいです。
一次で喜んでどうする、って意見もあるかもですけどね。
一次ってのは、やっぱり、文筆力を満たしているか、という、ある意味、最終よりもドキドキするんじゃないでしょうか。
いや、最終まで行ったことないからわかんないですけど。
可能性はありますよ、頑張ってくださいね、ってことじゃないですか?
投稿二回目で
ホントは二十年前に人生最初の投稿で一次通ったはずなんだけど。あの原稿捨てちゃったの、今思うとほんともったいない。

一日PCにへばりついて家事もおろそかにして、自営業が不渡り寸前なのに、仕事も探さないって、夫は離婚したろかと思っていた気配濃厚でしたが、
喜んでくれました。
一次通ってもやっぱり一円にもなりませんが。
可能性はあることが証明できただけでも。
サンタさん、ありがとうです。
それにしてもクリスマス当日に発表なんて、しんちょうしゃ、やることが心憎いっすね。
通らなかったら一日凹んで河に沈んでたかもしれない。

さて、一応キリスト教国ニュージーランド。
25日はどこもお休み。
今日は家族で過ごす日。
ディナーは昼。昼から食べ続け。
気温が上がれば、午後から河か湖へ泳ぎに行くかも。

さて、長かった小説「ボウディカ」読み終わる前に期限が過ぎてしまいました。
いつまた借りれるかわかりませんが……つか、読み終わるのかなぁ。
では、年末年始は以前から読みたかったのを探しました。

いつぞや、男性の書かれた恋愛小説の推薦をお願いしましたところ。

Nicolas Sparks を奨められました。

*The Notebook... 映画にもなりましたね。
*Message in a bottle
*Dear John
*The Lucky one

さっそく図書館に行ってまいりましたところ。
なかったよ。貸し出し中のようです。
棚にあったのは

*The Wedding
*Night in Rodanthe
*A Bend in the Road

大人の恋が中心のようですね。
とりあえず、上の二冊、「The Wedding」「A Bend in the Road」を借りてきました。
子供達が河で泳いでいる横で日傘などさしながら、男性の恋愛観と行動心理。みっちり読み込んで参ります。
感想はまたあとで。
「The Notebook」はDVDでも借りてきましょうかね。

それにしても、買ってきて読み終わってない本もいっぱいあるんだけどな。
「死海文書」とか。
棚に並んでいるだけでも嬉しいけど。

明日から一泊でお出かけです。
騎馬の歴史へのこだわり 時代考証
時代考証に忠実にキャラたちに乗馬をさせて、鞍も鐙もなくて騎馬戦になるのか、という問題がある。

必要は発明の母、ということで、ハミ(轡)が6000年も前に発明されていたにもかかわらず、鐙は2300年前まで登場しなかった理由。

今どきの人間が失念しがちなことは、紀元前の馬達は、今どきの馬ほど大型ではなかった。
匈奴やフン族が乗っていた馬は小型の馬で、蒙古馬といって、肩の高さが1.3メートルほど。
足は短く、胴が太い。
鐙がなくても飛び乗ることができただろうし、落馬しても、今どきの馬から落ちるほどの高さではなかったと思われ。
今読んでいる「Attila」が乗っているのもこの蒙古馬だ。

つまり、この時代は、鐙は人の訓練と技術で代用できたのだ。
古代アッシリア帝国は遊牧民族ではないにも関わらず、騎乗して遊牧民と闘える騎兵隊を持っていた。

馬は犬ほどではないが、使役目的によって品種改良が進んだ種らしい。
日本の乗馬教室ではサラブレッドしか見たことがなかったけども、ニュージーランドに来て、馬にもいろいろあることがわかった。
ホーストレッキングの馬は、すごく大型で、肩の高さが私の身長ほどあった。
蹄なんか、レース馬の二倍、と言うか、四倍の大きさがある。
鞍も厚くて、馬の背から15センチは高かったと思う。
馬に乗るのに、鐙の下に台が必要なほど大きかった。
「走らせるとどうなる」
とガイドに訊いたら
「この馬は走らないよ。荷馬だからね。だけど、サラブレッドとは比較にならないほどねばり強くて、スタミナがあるんだ」
その後、別の牧場でサラブレッドに乗ったら、小さく低く感じてしまいました。

だからフン族が乗っていたような小馬なら、膝で締め付けるだけで上体を安定させることは可能だったろうし、手綱から両手を放して騎射することも、手練の騎手ならやってのけただろう。

この「パルティアン・ショット」と呼ばれる、鐙のない時代には遊牧民だけが使いこなした技「敵の陣を走り抜けながら、または退却しつつ、上体を後ろ向きに捻って後方へ向って矢を放つという離れ業」も、走りながら投げ縄を投げて敵を落馬させるという戦法も、小型の馬だからこそできたんだろう。
アッシリア壁画の騎兵のレリーフなど、騎手の体と比較してみてもかなり小さい馬だった模様。
鐙は馬の大型化に伴って、台がないと馬の背に乗れない、移動先でも楽に馬に登るため、必要になったから作り出された。
漢字を見てもわかるように、馬の背に「登る」ための小道具だ。
だから、始めは片側にひとつしかなかった。
この、片側にひとつ、という時期も長かったようだ。
だれか賢い人が両側に吊るしてみたら楽だった、と発見するのに時間がかかったみたい。

だけど、この手の小型の馬でテレビドラマや映画を撮ったらちょっとあまり、かっこよくない。
今どきの馬で時代劇を撮るなら、安全上の理由から、時代考証は無視して鐙を使ったほうがいい。

ところが、洋画ではこの時代考証…鐙を使わない…に従う風潮がでてきたらしい。
「トロイ」「アレキサンダー」など。

今どきのアラビア馬に乗って映画「アレキサンダー」を演じたコリンファレル。
鐙なしで駈足をさせたり、槍を振り回して、さぞかし足腰お尻が痛くなったことだろう。

ふと思い立ってウィキを覗いたら、ヨーロッパで最初に騎兵を採用したのはマセドニア王国(のちに帝国)だったそうな。
それも自国の兵士でなく、周辺の騎馬民族を集めた傭兵部隊と自前の歩兵部隊を組み合わせてペルシャを倒したという。
それまでになかった兵器と戦法、用兵を組み合わせて実戦に移せたから、30歳やそこらで世界帝国を打ち立てることができたんだなぁ。
「Alexander the Great
「偉大なる王」の由来はそういったところからきたんだな。
時代を制するのは独創性!!!爪の垢ください。

どんどんネタが固まっていくなぁ。

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一番好きなSF小説は「Northwest Smith」なんですが
ご存知のかた、おられます?

私がこの本を手に取ったのは表紙を松本零士センセーが描いておられたからなんですね。
官能的な空気の漂うアメリカの古典的SF小説なんですが、表紙がみんな裸の女性なんです。
昭和時代にああいうのを店頭で買う十代……いや困った。

また読みたくなって検索していたら、作者は女性だったんですね。
全巻(大宇宙の魔女・異次元の女王・暗黒界の妖精)持っていたのに、なんで知らなかったんだろう。
時代が時代なので、女性がそーゆーものを書くのがはばかれたので、PNがイニシアルだったのかもしれません。
スペオペの形態はとっていますが、雰囲気はアメリカの開拓時代を思わせ、アウトローなノースウェストの巻き込まれるエロスとか深いものがあったぁ。
お尋ね者で無法者の密輸業者、ノースウェスト・スミスがあちこちで危ない女性エイリアンにはまって、命からがら逃げ出すとか、そんな話だったと思うんですけどね。
妙にかっこよいお兄さんでした。
灰色の瞳にたいするこだわりは、たぶん、このキャラからだろうなぁ。
しかもノースウェストの相棒、小柄な金星人の美青年ながら、性格が堕天使なヤロールがつねにノースウェストの危機を救うとか、萌え要素が既にあるのですよ。
ハヤカワのは絶版になったらしいですけど、もったいない。

R18文学賞は、過去の受賞作品の傾向に思いっきり背を向けてファンタジーとかSFなんてどうよとか思っていたら、なんとなくこの短編連作集を思い出したんです。
「さくらんぼ」の選者さまたちは基本的に半径数メートルの私小説はお好みじゃないんですね。
ちまちました自分語りしか書けない作者だと思われて、将来性にXがつくらしいです。
だから同時期に同じPNでまったくカラーの違う作品を同じしんちょーしゃのR18に送っておくという。
いや、書ければの話ですが。

CLムーアさんがR18文学賞に応募したらどうなんだろうとか思ったりも。
まあでも、1933年の作品なんで、エロス描写はR15ですらありませんけども。

ご存知のかた、わたくしと熱く語りあってみませんか?



現在の投稿作品進捗状況
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DKの戦士の歴史図鑑で武士道について言及されている件
DK出版の「WARRIOR -A Visual History of the Fighting Man-」by R.G.Grant

古代ギリシアから、中世騎士、モンゴル、ムガール帝国、そしてイラク戦争までの戦士と兵装を写真、図覧入りで詳細に紹介

で、日本の武士道に一章まるまる割いてくれています。

しかも、日本の主従関係(年少の武士と年長の武士がそーいう関係だったてこととか)について。

bushido001.jpg

ちょっとわかりにくいので、拡大してみます。

bushido 002

やっはっはっは。

世界認定されました。
いきなりひとりで吠えてみる
「鷹の王」の資料にしている図鑑や辞典が、アマゾンジャパンで買うと、NZの半額で買える、という事実に愕然。

これ、いま、日本へ出発前に図書館に返却ということで、読み終わらなくちゃと泣きながら読んでるの、NZ価格$79.99
日本円で2520円(NZドル換算で40ドルちょっと)
shadows in the desert
Shadows in the desert
アーリア人の起源から、アケメネス朝ペルシアの勃興、それぞれの時代の版図拡大や敗北を細やかに記し、やがてイスラムの台頭までを写真、地図、図解入り。

許せん。買って帰ろう。

これも
battles of  the ancient world
Battles of the Ancient world
BC1300~AD451までの、中東、地中海の代表的な戦争を図解入りで。

これも、アマゾンジャパンなら半額から三分の二くらいの値段だ。
warrior the visual history of fighting man
Warrior -visual history of fighting man-
古代からイラク戦争までの兵装と戦法、戦略など。
復元した兵装でコスプレした写真が満載。
お絵かき資料にもお勧め。
日本の武士道も収録。

安いってことは、買う人が多いってことだ。
さすが日本だ。

ということは、日本の図書館にもあるかもしれない!
日本でも続きが書けるぞぉ。
メディアワークスといえば電撃だけど
こういうジャンルの小説もだしていたのですね。

第17回電撃小説大賞 メディアワークス文庫賞 典医の女房

普通に幻想時代文学。
この受賞作、ビュアーがあればウェブで全編読める。
電撃のイメージとはすごくかけ離れているのびっくりするけど。

面白かった。

電撃ラノベで育った世代が大人になったとかで、大人向けの小説賞を設置したのが、メディアワークス文庫賞なのだそうです。

しかし。

このジャンルを書けるひとは、なろうにもけっこういると思う。
さあ、みんなライトな大人の小説を書こうぜ!

でも、これ、単独で募集してなくて、電撃小説大賞に送るんです。
応募数4000点だっけか?

「アラブが見た十字軍」「傭兵の二千年史」読んだ
現在休載中の「鷹の王」や、将来書きたいと思っている戦史ものの資料として読みましたが、むっちゃ面白かったです。

世界観がぐるっと変わりますね。

どちらも講談風に書かれているので読みやすくて、飽きません。

「傭兵の二千年史」
戦争というものの性質や目的も、時代によって変わっていくわけですが。

古代においては水などの資源、土地の奪い合いだった戦争が、君主の征服欲や民族のぶつかりあいとなり、やがて複雑な経済活動がからんできて、中世から近代にかけて戦争は国家間における重要な産業となっていく。

国が成長していく段階では国民皆兵だったギリシア・ローマ世界では、帝国が確立すると豊かになりすぎて、植民地から輸入する穀物の価格競争に負けてしまう個別の市民達の生産活動が脅かされ、土地を失った市民たちは奴隷になるか傭兵になるかない。

国が豊かになると一般市民の生産階級が空洞化し、中産階級は失業者が増え、国民力が弱体化するというのは、どっか二十一世紀の東の島国でも現在進行形ではあります。

歴史と国家寿命のサイクルというやつですね。
ただ、現代は国家と周辺諸国が行き詰まったら戦争で余剰な人口や物資を消費して、破壊後やり直す、という荒療治ができないことか。

中世にいたると「傭兵」というのは、耕す土地もない農民を兵士に、相続する財産や領地のない貴族たちを軍人へと育て上げる雇用の受け皿だった。
かれらは平和になると仕事がなくなるので、戦場を求めて流浪することになる。

十字軍の遠征も、そういった増えすぎたならずものたちや難民をヨーロッパから吐き出してしまおうという、教皇や君主の陰謀だった。
ゴミ捨て場にされたシリア・アラブが気の毒。

やがて近代に入り、君主に雇われて戦う傭兵の独壇場だった戦場は、ナポレオン時代にひとびとが「国家意識」に目覚め、第一次大戦へ向かって「国民」が戦場の主役になっていく。
ローマの崩壊から二千年、戦争は再び国民皆兵の流れに戻っていく。

「人間」「歴史」「戦争」が立体的に見えてくる面白い著作だった。

「アラブが見た十字軍」
読めば読むほど中東が気の毒になってくる。

上の「傭兵の二千年史」と合わせて読むと、ヨーロッパ・中東の歴史は密接につながっていることがわかって面白い。
十字軍の遠征のときすでに、アラブの高度な文明・文化は斜陽を迎えていた。
政治は分裂状態で、事実上中東を支配していたのはイスラムのリーダー、アラブ人カリフでなく、トルコ人やイラン人。
行政や医学、建築、美術や文学などはヨーロッパよりはるかに進んでいたのに、政治は腐敗して代替わりのたびに、帝王から小領主まで政争や戦争で後継者を力づくで決める世界。
十字軍への対応も、十字軍を駆逐した将軍が次のイスラム帝国の支配者になるために、政敵たちは口では「聖戦」を唱えながら裏では十字軍と組んで互いの足を引っぱるなど、同じイスラム同士で統合協力することができないという情けなさ。

民衆は平和と繁栄を謳歌していたので、突然西からやってきた「野蛮人」の残虐さ非情さに、陵辱、虐殺されるまま。

十字軍に対して「聖戦」を呼びかけるのもアラブ人でなくトルコ人やイラン人、とくに「天上の王国」にもでてくるイスラムの英雄「サラディン(サッハラーディーン)」にいたってはクルド人。

あと、興味深いのは、このころすっかりアラブに征服されて影の薄いペルシア人ですが。
いろいろと暗躍していて、読んでいてペルシャびいきな私は口元がほころんでしまいます。

ニュースで今の中東・アラブ世界を見るたびに、未だに「十字軍にレイプされた」傷が癒えてないんだな、と胸が痛くなります。
現代の十字軍は石油資源が目的で、ヨーロッパでなく大西洋の西から無人爆撃飛行機を飛ばしているけどね。

せめて日本の自衛隊が国際支援でイラクに造った発電所や貯水池や、支援している病院は生き延びますように。
ああいう活動をゆうちゅうぶで見れるのはいいことですね。
自衛隊って、ダムや橋をちゃっちゃっと造っちゃうあたり、兵士というより土木技術士の集団。
なんとなくインフラ大好き古代ローマ軍と重なってしまう。
もっとも、日本の自衛隊は世界制服のためでなく、支援ボランティアでやっているのだけども。
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