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「日本人の縁起かつぎと厄払い」読んだ
日本から持ち帰って、最初に読み終わった本。

日本文化とか言葉の意味合いとか、昔からあるもんだと思っていたことが、案外新しいところに起源があったりすることに驚きました。

「穢れ/祓い」の意味合いを西洋のひとに説明するのは難しいんだけど、たとえばキリストがひとびとの罪を背負って磔にされた例などが案外近いものだという解釈になんとなく、なんとなくですが、納得しました。




最近、信仰とかいったものを考え直すようになりまして。
べつに妙な宗教に帰依したいとかじゃなくて。

仏教はよくわからないけど、母の冥福を祈りたいので写経でもしてみたいとか。

叶ってしまった願い事を、どうしたら維持できるのかわからないので、
とりあえず
居間に神棚を祀ってみたり、
神社にお礼参りしたり、いまの幸運が続きますようにとか、
通りすがりでも神社見るとお賽銭を上げたり、お守りをいただいて帰りたくなるんです。

というような心境を、いつも資料やお守りを送ってくださるネッ友のFさんにお話したら。

「いわしの頭も信心」っていうからねー。
と、一緒に三社巡りにつきあってくださいました。

その折に、出雲博物館で購入した一冊です。
「いわしの頭~」の起源について触れていたので。
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「隼人の古代史」読んだ
隼人の古代史 (平凡社新書) [新書]
中村 明蔵
 

5月の帰日で、買い込んできた資料の一冊。

とても面白くて、興味深く、参考になりました。

隼人も蝦夷も、最後まで中央に抵抗した被征服民族という点では共通しているのですが、隼人族は大和朝廷における位置づけが、かなり特殊。
攻められれば北へ北へと新天地を開拓できた蝦夷と違って、火山と海で逃げ場のない隼人は、服従するほかなかったのだろうけども。

○熊襲とは、実在したのか(朝廷による、創作・捏造の疑惑)
○隼人族とは、なんだったのか
○大和朝廷が南九州にたいして行った政策
○班田によってもたらされた南九州の貧困
○同化されてゆくまでの、隼人族の足跡

と、いうようなことが、いろいろな史料や考古学的な資料をもとに推察、考察されていて、しかも納得できる内容にまとめてありました。

南九州の隼人に対して、徹底した弾圧と畿内移住を強いた大和朝廷は、その一方で自ら編纂させた古事記のなかで、隼人の祖を皇室の祖の兄として扱っている(海幸彦・山幸彦の章)
そして宮中行事の重要な役柄を畿内隼人に託し、特定の職掌にからんだ権利を与えている。

ああ、この大和朝廷のヤンデレなまでの扱いの裏にあるものはなんなんだろう。

宮中行事にも使われる「隼人の盾」をみてびっくりしました。
ニュージーランドのマオリ族の工芸品と、パターンや色遣いがとてもよく似ています。
アイヌの風俗に、やはりマオリなどポリネシア系の面影を見つけるのですが、隼人の盾には、はっきりとポリネシアの文化があらわれています。

非常に、創作意欲を刺激してくれる資料に巡り合いました。

次に帰国しましたら、同社から出ている「蝦夷の古代史」を入手したいです。
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