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BBCシリーズ「ハレイシオ・ホーンブロウアー」
hornblower.jpg

ラジオストーリーにも、テレビ番組シリーズにも、映画にもなっているという『Hornblower:ホーンブロウアー』
イギリスの小説家C.S.フォレスターの著作を基に作られたテレビシリーズを大人買い・全八巻。

面白い。
ホーンブロウアーって、『角笛吹き』?
いえいえ、主人公の苗字です。
アマゾンジャパンの紹介はここ
邦題……「海の勇者」……。他に思いつかなかった?
(余談:指輪物語でボロミアを演じたショーン・ビーンが主役を張っている「Sharp」も同時代の英国軍隊出世物語で面白そうです。買い物リストに追加。しかし、これの邦題が「炎の英雄」……って

ブログ主のリスニング力は絶望的なので、解釈が正しいかどうかの保証はありませんが。
以下、あらすじ。

医者の息子、ハレイシオ・ホーンブロウアーが1794年、十七歳で海軍少尉候補として英国海軍に入隊し、海軍大将(提督)になるお話で、映画はその入隊からしばらくの冒険と戦闘部分のお話。
お隣のフランスはナポレオン時代(らしい)。

1. The Even Chance
2. The Examination for Lieutenant
3. The Duchess & the Devil
4. The Frogs & the Lobsters
5. Mutiny
6. Retribution
7. Loyalty
8. Duty

小船に揺られて辿り着いた帆船に、始めて乗り込んだハレイシオ。
すぐゲロゲロ吐いちゃって、先輩からはいじめられるし、士官なのに水兵からも小僧扱いされて決闘までする羽目になって大変だけど(1巻)スペインに捕まっちゃって捕虜となったり(3巻)英国のフランス革命に対する干渉戦争に巻き込まれて、美貌のフランス娘と恋に落ちたり(4巻)……etc...。

夫は子供のとき、ラジオドラマで毎日のように真っ暗な部屋の中で聴いていたらしい。
DVDが届いたその日に大喜びで映画を見ていました。

主演は「キング・アーサー」でランスロットを演じた「ヨアン・グリフィス」
視覚的に褐色巻き毛に堅物そうな感じが、丹慧とか、慧一を書くときには参考になりました。

帆船って、いいよね。
でも、きっと臭かったろうね。
航海の間、風呂に入れないし。
冷蔵庫はありませんから、食料の豚や鶏や羊も生きたまま乗船しているし。

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鍵コメお礼
秘密様、秘密様、秘密様、まとめてコメ返し。

痛い気持ちにさせてしまってごめんなさい。

お返事はけっこうとのことでしたが、何か誤解を招くような書き方をしてしまったようで。
映画は近日封切りなので、今は捜してもどこにもありませんよ~。
小説を、ということなら、アマゾンでも手に入ると思います。

あの体操学校の子供達が自分達の意志で苛酷な訓練を耐えているかというと、それはないと思います。
中国のエリート教育の体質が「Mao's last dancer」の時代とあまり変わってないとすれば、主人公のリー少年と同じように、あの子供達は労働者階級や貧村から容姿などで選ばれ、理由も聞かされずに連れてこられ、それぞれの分野の寄宿学校から学校と専門教育機関の間を往復していることだと思います。
そしてリー少年のように、貧しい家族の期待と一族の将来を一身に背負って、負けたら最後、帰る場所はもうないのでしょう。
もちろん、頂点まで上がるには彼ら自身の強い意志がなければ不可能です。
でも、そんな強さと才能と強運を備えた人間は、ほんの一握りですよね。

ここにいればご飯はお腹いっぱい食べられ、学校に行けるから我慢して訓練に耐えている、なんて子供もいるのでしょう。
彼らは故郷のほかの子供達に与えられなかったチャンス<上へ昇っていく階段>を与えられたことは理解しているようです。
詳細は小説をお読みなるのが一番です。

秘密様2:>可哀想って辞めさせたら、もしかすると彼らにはそれ以上に可哀想な人生が待ってるかもしれない。働いても一生上にいけない苦しみとか。

まさにその通りなんです。

もっと可哀そうな子供達はたくさんいる、と言われたそれまでですし。
年明けの破産寸前の状況で毎日チャーハンを出していたら子供に文句言われて。
「ひじきチャーハンに文句がある? アフリカの子供達と同じようにろ過してない水で作った砂の入った雑穀粥よりはましじゃない?」なんてひどいこと言ってみたり。
(なんでひじきがあるかっていうと、妊娠したときに母が送ってきたのが、未だにあったという……もう、十年もの)

さすがに数年前の大津波のあと、たくさんの孤児が行方不明になって(おそらく誘拐され、性奴隷として売り飛ばされた、と現地の記者が結んでいました。救済団体が必死で探すんですが、その救済団体の中にディーラーがもぐりこんでいるんです。今この時代に、未だにそういうことがあるんです)は、自分の子供達には言えませんでしたけど。

もちろん中国に行ってこの目で見てきたわけではないので、今のエリート教育が映画の時代からどれだけ変わったのか、外国からはわかりません。
最近は、中国がいくら取り締まってもそうした内側の事情がゆうちゅうぶに流れるので、そこから想像するだけです。

同じ市内の親元から通っている子供を追った映像もゆうちゅうぶにありますが、彼女は他の子たちほど上手でなくて、とてもつらい思いをしていました。
ゆうちゅうぶで中国の一流選手のインタビューなども見ましたが、彼らには他の選択肢は与えられていないようですね。
今でもそうなのかわかりませんが、与えられた練習量をこなさなければ体罰もあるそうです。
女性の体操選手の一人は「早く実績を挙げて、充分な報償をもらって海外へ家族を連れて移住したい」というようなことを答えます。
出口は、それこそ天上から垂らされた、蜘蛛の糸の頂点にしかないのでしょう。

体操は(映画の場合はバレエでしたが、それがどんな分野にしろ)夢でも目標でもなく、彼らの生きる手段なのです。

あのコーチたちを責めることはできません。
彼らも同じ道を通ってきたのでしょう。
あくまで想像ですが……。
世界の晴れ舞台に立つことなく、故障や才能、運が足りずに終わった選手たち。
体操しか知らない彼らは後継者を育てる立場を与えられ、自分達が受けたのと同じ訓練を繰り返しているだけなのです。
それしか知らないから。

先記事に出しました同僚コーチも、もとが体操選手で、昔のスポ根的な指導を引きずっていて、今どきの楽しけりゃいいのよ的な親と子供たちから苦情が来て(汗)
私も水泳部でスポ根世代なので、彼女の気持ちもよくわかります。
それなりの成績を出させながら、楽しむことも大事にする。バランスをとるのが大変です。
Mao's Last Dancerが3月公開
MLD.jpg


公式サイトとトレーラーはこちら Mao's Last Dancer

トレーラーを見る限りでは期待大です。
中国の映像が見れるなら劇場に観に行くのもいいかもしれない。

邦題はわかりませんが。

文化革命の、毛沢東の支配する中国。
その時代の波を生き抜いた一人のバレエダンサーの生涯を描いた、実話をもとにした物語です。
小説のあとがきでは、現在オーストラリア在住とのことだった。

バレエの舞台が圧巻。
技の名前はわかりませんが、いろいろなバレエ技も楽しめる。
中国のバレエはWu-Shu(舞踏カンフー)とも融合していて、見所たっぷりだ。
ちなみにWu-Shuは日本の男子新体操にも受け継がれている。

小説は三年前、長女が9歳でバレエを始めたお祝いに児童向けヴァージョンをプレゼントして、母がはまってしまったという。
まあ、9歳の子供に文化革命とか、紅衛兵とか、亡命とか、共産主義とか、経済格差とか、どんだけ噛み砕いてもわからないだろうから。
ただ、主人公の子供時代の修行の激しさ(むしろ、悲惨さ)に恐れをなしていたけども。
12歳の今なら映画とセットでわかるかな。

でもね。
毛沢東が去った後も、中国では、今でも続いているんだよ。

下の映像は、体操の場合。
親元から離された子供達が、国の名誉のためにこんな扱いを受けている。
小さなお子さんがおられるかたは見ないほうがいい。
Gymnastics in China: Children Suffering

体操だけじゃない。これは、氷山の一角にすぎない。

地方から連れてこられた子供たちは、年に一度親に会えればいいほうだ。
彼らの生きる目的はただひとつ。
オリンピック金メダル。
他の生き方は教えられない。

このビデオを見て、感じるのは怒り。
うちのクラブでこれやったら間違いなく児童虐待で刑務所送りだ。
だけど、当の子供達の親でさえ洗脳されている共産主義国家という巨大怪物相手に、外国人ができることは何もない。
日本はどうだろう。

次のオリンピックや世界選手権で中国の選手たちを見ることがあったら、その背景にある彼らの人生と、世界という舞台に辿り着くことなく人生を削り取られた何千何万という中国の子供たちに思いを馳せて欲しい。
北京オリンピックの開幕で、顔が可愛くないという理由で、国家に天性の歌声だけを利用された少女がいたことも。
国家という名の車輪に踏みにじられることのない、自由で豊かな国に生まれて、自分で自分のための人生を選べる幸運をよく噛み締めて欲しい。



同僚のコーチに「うちの娘に三方向の180度開脚の指導をして欲しい」と相談されたときには
「三方向180度開脚が必要なのは、国際レベルの選手だけ。子供時代の思い出に、地方大会でメダルとらせるだけなら、片側開脚だけで充分」って、断った。
利き脚が180度開くってことでさえ、既に自然の摂理に反しているんだ。
ほんとは、ブリッジもあまりやらせたくないくらいな、半端なコーチです。
でも、正しいブリッジがマスターできないと、安全なバック転ができないので、指導はします。

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人類最古のBL小説とか
ネタを広げるために某古典作品を頑張って読んでます。

前から興味はあったんだよね。

世界最古のBLっつうことで。

いや、単なる青春友情物語と言えなくもないが。

ギルガメッシュ叙事詩とか言うんだそうです。

ギルガメシュとエンキドゥは仲が良すぎると思う。

どっちもライオンを絞め殺すようなマッチョな大男だってのがやだな。

で、死んじゃったエンキドゥを七日七晩、蛆がわいても抱きしめて嘆き続けるあたりが……

「青頭巾ですか?」

みたいな。いや、食べてないから。

で、聖書のノアの箱舟のくだりはギルガメシュ叙事詩のパクリだとにその原型があるということもわかった。
古代シュメールは多神教だったから、人間に同情した神様の一人が神様評議会の決定「洪水で世界破壊計画」を人間に漏らして、方舟を作った人間たちが生き残った。

んで、反対派の神様達が、洪水を起こした神様に「なんでこんなことするんだ、みんな殺すことないだろう。病気や飢饉で人間の数をコントロールしたらいいじゃんか」と説教をしたりして。
みんな死んでから後悔しても遅い。

この神様評議会の権力争いがまたなにげに民主的かつ政治的で、興味深い。
細かい部分は散逸してしまって、そもそも何で洪水を起こすことにしたのかもわからない。
別ヴァージョンの記録では、人間が増えすぎてやかましさのあまり主神が睡眠不足になったとかならなかったからだとか。
「うるさいから消してしまえ」って、人類はテレビやラジオの騒音か?
出典の信憑性の確認はしてないけど、その発想は面白いと思った。

このほうが聖書の「人間は良くない生き物だからみんな殺す、ノアだけいい奴だから助けてやる」よりも納得がいくな。

イラクから黒海にかけての植生や風土の違いを掴むために、アララト山の写真や画像も捜しているけど、みんなノア方舟系のばかりで、普通に植生や風景が紹介されたものは見つからない。
アララト山の頂上付近にノアの方舟の残骸があるらしくて、その探索隊が何度も真剣に出されているんだ。
言い伝えに加えて、衛星写真でそれらしい影(黒いポッチにしか見えないのですけど)
どう考えても標高5000メートルまで水が溢れて船が打ち上げられるような洪水はありえないと思うのだけど。
氷河がほとんど融けた現在で今の水位なわけで。
もしあるとしたら巨大隕石が地中海やペルシャ湾とか、黒海に落ちて津波が起こったとか。

ウィキをどんどんめくっていくと、この先史時代の大洪水伝説に関してまとめたページがあった。
神様が怒って世界を沈めて人を滅ぼそうとした神話は、世界中のあちこちにある。
アメリカにもある。
やはり隕石の仕業かなぁ。

隕石が氷河に落ちる。一気に蒸発し、雨雲となり広範囲で豪雨。洪水。
それでも海抜5000メートルまで水は溢れないような気がします。

隕石が大洋に落ちる。津波が陸地に押し寄せ、蒸発した海水が雨雲になって豪雨。洪水。
おお、いけそう。科学的にどうなんだろう。
いや待て、津波だったら地面に置いてある方舟は波に飲み込まれちゃうでしょ。

では、隕石シャワーが氷河にも海にも落ちて……。
それじゃみんな助からない。

ああ、そういう話もいいな。
あ、でも、私が思いつくくらいだから、もうそういう話は出尽くしてるかもしれない。
そんな映画がつい最近もあったし。マヤの暦がどうとかで。
人間の記録というのは五千年くらいなもの。
この自然や気候を破壊したり、大量絶滅を引き起こすほどの天体衝突なんて何万年とか、何百万年とかに一度というものだから、マヤの神官が解明できるはずはないと思うのだけど。

こんなことに脳内妄想モジュールを使っているから、一向にプロットが固まらない。

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資料読み・横道にそれる
中央から西アジアや、中近東の資料を読んでいるのですが。
歴史は好きだけど、第二次大戦以降の現代史にはとんと興味がなくて。
日本の首相の名前も、ニュージーの首相の名前も覚えてない
(大した事績もなくころころ替わるから覚えられない
アメリカの大統領はテレビ出現率が高いから嫌でも覚えるけど。
小浜さんだっけ?

中東ですが、イランとイラクって、どう違うの?

なんて、ちょっと恥ずかしかったりして。(ちょっとどころじゃないかも
すぐにウィキに行く。

イランは、イラクの右(東)
民族はペルシャ人
言語はペルシャ語
宗教はイスラム教シーア派
先祖はアーリア人

21世紀なのに「レイプ被害を受けた16歳の少女が死刑(絞首刑)に処され(ちなみに加害者は鞭打ちの刑で済んだ)、2005年に同性愛を理由に死刑(石打ち)に処された男性がいる<ウィキよりそのまま引用>」
ということがまかりとおる国らしい。
ちょっと待て、ペルシャって、少年愛発祥の文化じゃなかったけ?
ペルシャ→ギリシャ→ローマと受け継がれていった少年愛
腐女子にはネタに困らない分野だけど。
イスラム教になってからはご法度になったのか。
つか、改宗も死罪らしい。

イラクは、イランの左(西)
民族はアラブ人が79%、クルド人16%、アッシリア人3%、トゥルクマーン(テュルク系)2%<ウィキより>
言語はアラブ語、クルド語
宗教はアラブ人シーア派の50%。アラブ人スンナ派の25%、クルド人スンナ派の20%<ウィキより>
人種的・民族的な先祖はよくわかりません。あの辺りに住んでいて、アラブ語とアラブ文化を受容し、イスラム教を奉じる人たちのことをアラブ人と呼ぶらしい。アラブ人同士で人種的な違いにこだわりがあり、白人系アラブ人は黒人系アラブ人をアラブ人と認めないとか。
もともといたのはメソポタミア系の人種だけど、これが実に多彩。

このお隣さん同士は民族も言語も人種も違うのか。仲良くできないわけだな。
宗教は同じなのに。
宗派の違いはよくわからないけど、殺し合うくらいだから中世のカソリックとプロテスタントくらい違うんだろうか。

ちなみにどっちもアメリカは嫌いらしい。

まあ、日本と韓国だって、一致するのは人種だけだしな。
(チャングムにははまっていますけど)

イスラム教徒に生まれるなら、トルコかインドネシアがお勧めだそうです。
国外なら神様に謝れば豚肉もお酒もオッケーで、女性も普通に外を歩けるらしいから。
私は次も日本に生まれたいなぁ。でなきゃカナダか。

執筆内容とは直接関係ないけど。
ついつい興味深くて読み込んでしまいました。
現代史も奥が深いかも。
次の投稿間に合わないかもしれない……。

夫に「イラクとイランの違いは?」と訊いてみた。
夫「知らん」
次女「チョコレートミルクのほうがパワーレイド(スポーツドリンク)よりMTBに良いんだって」
夫「それは大きな間違いだ」

……君たち、私の話聞いてる?

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騎馬の歴史へのこだわり 時代考証
時代考証に忠実にキャラたちに乗馬をさせて、鞍も鐙もなくて騎馬戦になるのか、という問題がある。

必要は発明の母、ということで、ハミ(轡)が6000年も前に発明されていたにもかかわらず、鐙は2300年前まで登場しなかった理由。

今どきの人間が失念しがちなことは、紀元前の馬達は、今どきの馬ほど大型ではなかった。
匈奴やフン族が乗っていた馬は小型の馬で、蒙古馬といって、肩の高さが1.3メートルほど。
足は短く、胴が太い。
鐙がなくても飛び乗ることができただろうし、落馬しても、今どきの馬から落ちるほどの高さではなかったと思われ。
今読んでいる「Attila」が乗っているのもこの蒙古馬だ。

つまり、この時代は、鐙は人の訓練と技術で代用できたのだ。
古代アッシリア帝国は遊牧民族ではないにも関わらず、騎乗して遊牧民と闘える騎兵隊を持っていた。

馬は犬ほどではないが、使役目的によって品種改良が進んだ種らしい。
日本の乗馬教室ではサラブレッドしか見たことがなかったけども、ニュージーランドに来て、馬にもいろいろあることがわかった。
ホーストレッキングの馬は、すごく大型で、肩の高さが私の身長ほどあった。
蹄なんか、レース馬の二倍、と言うか、四倍の大きさがある。
鞍も厚くて、馬の背から15センチは高かったと思う。
馬に乗るのに、鐙の下に台が必要なほど大きかった。
「走らせるとどうなる」
とガイドに訊いたら
「この馬は走らないよ。荷馬だからね。だけど、サラブレッドとは比較にならないほどねばり強くて、スタミナがあるんだ」
その後、別の牧場でサラブレッドに乗ったら、小さく低く感じてしまいました。

だからフン族が乗っていたような小馬なら、膝で締め付けるだけで上体を安定させることは可能だったろうし、手綱から両手を放して騎射することも、手練の騎手ならやってのけただろう。

この「パルティアン・ショット」と呼ばれる、鐙のない時代には遊牧民だけが使いこなした技「敵の陣を走り抜けながら、または退却しつつ、上体を後ろ向きに捻って後方へ向って矢を放つという離れ業」も、走りながら投げ縄を投げて敵を落馬させるという戦法も、小型の馬だからこそできたんだろう。
アッシリア壁画の騎兵のレリーフなど、騎手の体と比較してみてもかなり小さい馬だった模様。
鐙は馬の大型化に伴って、台がないと馬の背に乗れない、移動先でも楽に馬に登るため、必要になったから作り出された。
漢字を見てもわかるように、馬の背に「登る」ための小道具だ。
だから、始めは片側にひとつしかなかった。
この、片側にひとつ、という時期も長かったようだ。
だれか賢い人が両側に吊るしてみたら楽だった、と発見するのに時間がかかったみたい。

だけど、この手の小型の馬でテレビドラマや映画を撮ったらちょっとあまり、かっこよくない。
今どきの馬で時代劇を撮るなら、安全上の理由から、時代考証は無視して鐙を使ったほうがいい。

ところが、洋画ではこの時代考証…鐙を使わない…に従う風潮がでてきたらしい。
「トロイ」「アレキサンダー」など。

今どきのアラビア馬に乗って映画「アレキサンダー」を演じたコリンファレル。
鐙なしで駈足をさせたり、槍を振り回して、さぞかし足腰お尻が痛くなったことだろう。

ふと思い立ってウィキを覗いたら、ヨーロッパで最初に騎兵を採用したのはマセドニア王国(のちに帝国)だったそうな。
それも自国の兵士でなく、周辺の騎馬民族を集めた傭兵部隊と自前の歩兵部隊を組み合わせてペルシャを倒したという。
それまでになかった兵器と戦法、用兵を組み合わせて実戦に移せたから、30歳やそこらで世界帝国を打ち立てることができたんだなぁ。
「Alexander the Great
「偉大なる王」の由来はそういったところからきたんだな。
時代を制するのは独創性!!!爪の垢ください。

どんどんネタが固まっていくなぁ。

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