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12月の読書
青蛙堂鬼談(伝記) 岡崎綺堂

世にも奇妙な物語短編集。妖しい世界観が、実は身近に……


海の底(冒険?)有川浩

ある日突然、横須賀に上陸した海老(レガリス)の大群。手当たりに次第に人間を食べ散らかし、退治することも撃退することもできずに何日も過ぎてゆく。
海自の潜水艦に閉じ込められた二人の隊員と子供たちのグループの人間模様と、陸で進行してゆく警察・機動隊・自衛隊のレガリス掃討作戦。
手に汗握る展開。自衛隊を投入するために警察が払わなくてはならなかった犠牲が重すぎる。

颶風の王(純文学)川崎秋子



アマゾンの紹介文より
力が及ばぬ厳しい自然の中で馬が、人が、懸命に生きている―。明治の世。捨造は東北から新天地・北海道へ向かっていた。道中、捨造は童女のように生きる母からもらった紙切れを開く。それはいつもの、幼子が書いたようなものではなかった。雪崩で馬と遭難しながらも、その馬を食べて生き延び、腹の中の捨造の命を守りきった、母の壮絶な人生の記録だった。北海道の大地で羊を飼い、乳牛を育てながら小説を書き続ける、新人・河崎秋子が圧倒的なスケールでおくる三浦綾子文学賞受賞作。

倫敦塔(随筆)夏目漱石
 夏目漱石が英国留学中にロンドン塔を訪れた時の印象をつづったエッセイ。
 面白かった。こういう文体でも書いていたんですね。夏目センセイ

今月は、英語の本を読みませんでした。怠慢

それではみなさま、よいお年を
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11月の読書
今月はひと月で長編を一本書いてしまおう、ということで。
あまり読めなかったです。

奇蹟の正倉院宝物 シルクロードの終着駅 (角川選書) 米田 雄介



風花(歴史ファンタジー・短編)たびー著
鎌足の長子・定慧を主人公にした歴史ファンタジー
「小説家になろう」で活動中のたびーさんが出された電子書籍
奈良時代のそれもマイナーな人物に焦点を当てた作品はなかなか見つかりません。
どうにもならない歴史の流れに翻弄される親子が切なく描かれていました。
呼びかけや呼称に違和感を感じましたが、この時代についてはあまりよくわかってないことも多いので、気にしないことに。
語り手が、国から国へ、人から人へ、世代を超えて受け継がれてゆく器物であることは、これだけ範囲が広く、時間軸の長い物語を短編にまとめるのに大変効果的でありました。
ただ、予備知識のない読者にはちょっとわかりにくいかも。
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