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9月の読書日記
<蒼穹の昴 3、4> 歴史フィクション 浅田次郎
清朝末期に、動乱の時代を生きた人々の群像小説。
これ読んだだけで生まれてきて良かった、生きてきて良かったと思える名作。
続編も読みたい。

<願いをかなえるゾウ 1,2,3>
頭が象の神様ガネーシャが活躍する小説家と思ったら、ガネーシャが活躍する啓発本だった。
一巻、二巻は楽しめたが、三巻はもう斜め読み通り越して横読み。かなりすっ飛ばして読んだ感じ。

後学のため、中華後宮もののTLを二冊。やはり砂吐き系の恋愛ものは体質に合わない。

<夜伽の国の月光姫> 青野海鳥著
なろう発のコメディ。
ギャグとかコメディというのは絶妙なバランスのうえに成り立つものなのだなと実感。
それを完結まで持続させることはよほどのセンスと才能がいるんじゃないかと思いました。

<夜叉が池> 泉鏡花著 純文学・幻想
竜神との約束を忘れた村に襲いかかる災厄。

<紅玉は始まりにして終わり> ケルスティン・ギア著 ジュヴナイルSFファンタジー
三部作の一作目。タイムトラベラーの一族に生まれたグウェンドリンの冒険と恋愛。
続きが気になる。

<李世民> 小前亮著 歴史 664頁
隋から唐へ移り変わる群雄割拠の英雄群像
濃くて面白かった。

小前氏の太宗シリーズ(勝手に命名)を追うと以下の順番でいいのかしら(。´・ω・)?
始皇帝の永遠→李世民(隋唐)→趙匡胤(宋)→朱元璋(明)→李厳と李自成(明末)

<中原の覇者 胡天の玲麟> BL 中華ファンタジー 橘かおる
中華ものをぐぐっていたら見つけたので(;^ω^)
面白かった。受けがオトコマエで。
すれちがいとか誤解の盛り上げが苦しかった気もするけど……

<黄昏古書店の家政婦さん> 恋愛 南潔 
昭和ファンタジー。あの時代を知らない世代に、この男女間の距離とか温度差とか、わかるんかな。

<唐草物語> エッセイ
内容も東西の古典を自在に行き来していて興味深く、昭和の文体なのだけど、さくさくと読みやすくそれでいて上品で、おかしみのなる文章がとても素敵でした。


む、今月は英語の本を読みませんでした(反省)といいますか。読んではいるんですが、読了できませんでした。
それから、JUNE古典・影の館の三作目もキンドルで出てましたので、おいしくいただきました。25年(30年?)越しの再会です。
こういうお話だったんですね。ヽ(≧∀≦)ノ
8月の読書
<疾風ガール> 誉田哲也著 担当さん推しの音楽ガジェット青春小説。天才は天災……

<Avenger's Angel [Lost Angels #1]> Heather Killough-Walden
アメリカ的厨二ハーレクイン小説というか。
伴侶を求めて2000年の間地球を彷徨っていた四大天使のひと柱、ウリエルがようやく運命の女性を見つけたその時。
ウリエルはヴァンパイアになってしまった・・・
恋愛サスペンスと思いきや、ハードボイルドファンタジーでした。

<ガール・ミーツ・ガール> 誉田哲也著 青春小説 疾風ガールの続編。夏美はゆくよどこまでも

<横浜1964> 歴史ミステリ。
戦後の日本。白人の顔をした日本人の刑事と、日系三世のアメリカ軍人が、日本の法で裁けないシリアルキラーを追い詰めてゆく。
名言・本文より以下引用
"やらねばならないことをやる。個人的な不利益があろうとも、障害や危険や圧力があろうとも。それが人間倫理の基本なのだ。"

<書記バートルビー> 純文学 すみませんよくわかりませんでした

<ホスローとシーリーン> ペルシア古典恋愛小説 
ペルシア文学って、たいがい男が傲慢だし、女性がめっちゃ強気。
延々とどうでもいい痴話喧嘩が続くのが苦痛だけど……

<もろこし銀侠伝> 秋梨惟喬 中華伝記ミステリーファンタジー
中華のトリビアたっぷりの伝記小説。知っているあのキャラも、知らなかったこのキャラも。
探してみたら本当にいたかもしれない。

<世界から猫が消えたなら> 純文学かな 川村元気著
猫には、自分のいる世界と、自分とかかわりのない世界の二通りしかない、というのが印象に残った。

<エルサレムから来た悪魔 上下> 歴史ミステリ アリアナ・フランクリン著
死体検視官の女医アデリア、1171年のイングランドで八方塞がりな状況で、連続殺人事件の犯人捜し。
面白かった。
ただ、邦題に関しては「エルサレムから戻ってきた悪魔」が正しいのではないだろうかと
(。´・ω・)?

<あやかしとおばんざい・ふたごの京都妖怪ごはん日記> 現代ファンタジー 仲町六絵著
京都と金沢料理の飯テロ+泉鏡花+妖怪
次はどの妖怪の、どんな思い出話と新しい物語が紡がれていくのか。
同著者によるからくさ図書館と同じ世界観

<蒼穹の昴 2> 歴史フィクション 浅田次郎著
取材旅行から帰宅したら、日本から荷物が届いていました。
待ちに待った蒼穹の昴、続きにダイブヽ(^。^)ノ

キンドルアンリミテッドで、懐かしい漫画も読み始め
「とんで埼玉」「もののけ草子」

そしてジュネ古典「影の館・邂逅の章」がキンドルしていたのでこちらも(*^ω^)・・・
もう8月!!Σ(・ω・ノ)ノ!
先月末に書きおろしを脱稿し送信、ボレーで改稿指示が返されたので、半分は書き直し的な改稿版を仕上げて送信……なんだか毎日座ったきりで、腰によくないですよね。
天気も悪いので、サイクリングも散歩もしないで思い出したようにスピンバイクを二分くらい漕いでおしまい。

老化一直線ですね。

合間に読んだ読書もつけるのを忘れたので、積読本を見上げてどれを読んだっけ(。´・ω・)?

いけないいけない。

ちょっと思い出してみよう。

5月から7月までの読書(新しい順に)

<残穢><鬼談百景> 小野不由美氏のホラー

<三人孫市> 歴史エンタメ 信長も秀吉も恐れた、雑賀の鉄砲傭兵隊。孫市は実は三人いた!

<からくさ図書館来客簿・第四集、第五集> 現代ファンタジー 冥府の役人、小野篁に導かれ、京都千二百年の歴史が、優しい物語に編み込まれて、京都に行きたくなる。

<図書館ドラゴンは火を吹かない> 投稿サイト、「小説家になろう」から選ばれた、童話風ファンタジー。言葉遣いが美しい。

<村上海賊の娘・下> 歴史エンタメ いやもう面白かった。 七五三兵衛がめっちゃかっこいい。

<仮面病棟> 病院サスペンス リーダビリティは秀逸。

<劉邦の宦官> 歴史小説 劉邦というより、恵帝の宦官だったかな。
 父親に捨てられ、母親の残虐性に心を壊された恵帝が可哀想だった(ノД`)・゜・。
 見事に誰ひとり幸せになれなかった前漢帝国の面々…

<いつかの人質> 心理サスペンス 情け容赦がない・・・

<蒼穹の昴 1> 歴史 清朝末期を生きた二人の青年 続きを…プリーズ

<最後の晩御飯 1,2> 現代お料理ファンタジー お料理と幽霊ジャンルのベストセラー。

<イティハーサ> 漫画 SFファンタジー 水樹和佳先生の珠玉古典。キンドルで限定セールしていたのを全巻ゲット。
            やっぱり名作だった。

<ふたり女房 京都鷹ヶ峰御楽園日録> 江戸時代小説 澤田瞳子氏の新刊。ちょうど薬膳関係の新作を書いていたので、お勉強に…

<僕僕先生> 中華ファンタジー

<虫めづる姫君~堤中納言物語> 光文社古典新訳 古典

<幼年期の終わり> SF アーサー・C・クラーク

<影の館> 古典JUNEのKINDLE文庫が出ていると聞いて……(;^ω^)懐かしかった…

<紅霞後宮物語 1,2巻> 「小説家になろう」から書籍化。めちゃくちゃ面白かった。

<百万年の船 1,2,3> SFファンタジー 不死人たちの時空の旅

3カ月で24冊 ひと月平均八冊。なかなか飛ばしている気がします(  ̄ - ̄)

あとは、資料に「聊斎志異 上下巻」、「山海経」とか、「神仙伝」、「捜神記」、「魂のありか<中国古代の霊魂観>」、
中公新書の「科挙」「宦官」は再読。
「日本霊異記」上中巻、「家庭漢方」、「暮らしの薬膳」などなど。

小豆のゆで汁が膀胱炎に効くというのは、本当でした。 >家庭漢方。

さて、時代ファンタジー脳から脱出して、現代NZに戻ってこなければ。
3月の新刊
3~4月は日本に帰っておりました。ノートパソも持って行かなかったし、ネット環境もWi-Fiが不安定で、新刊のお知らせ更新もできずにおりました。

昨月に二冊の本を刊行させていただきました。

3月17日、光文社より
「狩猟家族」
ニュージーランドを舞台にした、ハンティング小説
huntingfamily.jpg

就職浪人の武島遼平が、卒業旅行で訪れたニュージーランド南島。
トレッキング中に遭難した遼平は、地元のハンター父娘に助けられる。


3月25日、KADOKAWAより
「座敷わらしとシェアハウス―冬来たりなば―」
hyousi.jpg
高校生の佳乃は、外見は大人だけど中味はコドモの座敷わらし、暁星と同居中。大学受験が近づくなか、学校で新型インフルエンザが流行。それには悪いものに憑かれた同級生が関わっていると分かり……。


今後とも、お引き立てのほど、どうぞよろしくお願いします
2月~4月の読書
三月四月と、日本に帰っておりまして。
出発帰宅前後も忙しく、感想とかあらすじを書いている余裕のがないので、とりあえず覚書・・・(;´・ω・)
読んだことを覚えている、ということは、面白かったんですよ。

2月

村上海賊の娘 (上)

からくさ図書館来客簿 第一集 <伝奇ファンタジー/メディアワークス>仲町六絵(著)



3月
泣くな道真 大宰府の詩  <歴史・時代/集英社文庫>澤田 瞳子(著)


与楽の飯 <歴史・時代/光文社>澤田 瞳子(著)


黄金の王 白銀の王 <ファンタジー/角川文庫文庫> 沢村 凜 (著)


からくさ図書館来客簿 第二集 <伝奇ファンタジー/メディアワークス>仲町六絵(著)


4月
ペルシアの神話―光と闇のたたかい (世界の神話 (5)) 岡田 恵美子 (著)

蒼き狼の血脈  <歴史・時代/文春文庫> 小前亮(著)

天涯の戦旗 <歴史・時代/タラス河畔の戦い> 小前亮(著)


ペルシャの幻術師 <歴史・時代・ファンタジー/文春文庫>


からくさ図書館来客簿 第三集 <伝奇ファンタジー/メディアワークス>仲町六絵(著)


十二国記 月の影 影の海 上下巻



間で資料も読んではいるんですが(;^ω^)
念願の澤田瞳子氏の作品がいくつかゲットできたのは、すごくうれしいことでした。
いろいろ買い込んだ書籍は、船便で送ったので、長い冬の夜が近づくころには、NZに着くと思います。
新刊「座敷わらしとシェアハウス」
新刊のご報告です。

角川文庫から
「座敷わらしとシェアハウス」605円
11月25日発売
座敷わらしカバー

座敷わらしが、座敷のないマンションに引っ越したら?
少子化で、守るべき子孫がどんどん減っていったら?
祀られない神様や守護霊は、だんだん弱っていって妖怪や邪霊になってしまいます。
誰にも気づかれないまま……

水分佳乃は受験生。
両親は離婚して、父親と二人暮らしでしたが、そのお父さんが海外単身赴任。
受験前に引越しも転校もしたくないので、母親の同居の誘いを断り、ひとり暮らし。
大好きなおばあちゃんが他界し、父方の実家を処分して、祖母の遺品を持ち帰りました。

その遺品に、水分家の座敷わらしが憑いてきたのです。
そして、一日中実体化したまま霊体に戻れなくなり、見た目もぐんぐん成長し始めました。

座敷わらしは、イケメンでした。
超のつくイケメンなのですが、家から一歩も出られない、大食漢でニートな引きこもりゲーマーと化してしまいました。
でも追い出すと、家運が傾いてしまうらしい。

奇妙な同居人(霊)との、奇妙なシェアハウスライフ。

妖怪ファンタジーと思いきや、青春小説です。

11月25日の発売です。よろしくお願いします。


1月の読書
「悪名残すとも」吉川永青著(歴史)

戦国きっての美男子・勇将、そして主君大内義隆を討ち、厳島で毛利に敗れ主家大内を滅亡に導いた下剋上の雄、陶晴賢(すえ はるかた)の生涯を描いた力作

与えられた場で、与えられた生きざましか貫けなかった、だけど一切の妥協をせずに生き抜いた・陶隆房(晴賢)のオトコマエぶりをしっかり描き切っていただきました。

「蟹工船」小林多喜二著(純文学)

概要・アマゾンより引用
海軍の保護のもとオホーツク海で操業する蟹工船は、乗員たちに過酷な労働を強いて暴利を貪っていた。“国策"の名によってすべての人権を剥奪された未組織労働者のストライキを扱い、帝国主義日本の一断面を抉る「蟹工船」。近代的軍需工場の計画的な争議を、地下生活者としての体験を通して描いた「党生活者」。29歳の若さで虐殺された著者の、日本プロレタリア文学

文明の発祥依頼、どの時代でもどの国でも、労働者の権利とか人権は存在しなかったとはいえ。
こんな世界がほんの百年と少し前にまだ日本でもあったこと、今でも世界のどこかでは続いていることに暗澹とした気分になる。

1月は、プライベートでも商業でもばたばたしていて、読めませんでしたねぇ。
写真 遠景・射撃ポーズ
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